同じ課題に悩み向き合った
経験があるからこそ
お客さまに提供できる価値が高められる。
私がイー・ファルコンに転職したのは、ちょうど組織が生まれ変わっていくタイミング。ビジネスユニット制がはじまり、適性検査を拡販するユニットのリーダーを担当しました。
その後、営業を統括する会議体の副責任者、人材・組織開発支援事業の責任者を経て、現在は、既存事業の営業活動と業務活動を担う事業本部で国内事業のマネジメントを担っています。
事業本部の国内事業を中心に、適性検査や各種サーベイを通じて、採用活動や人材育成に関わるお客様の課題解決に幅広く取り組んでいます。
また、マネジャーとして、事業方針や戦略を立案したり、営業面や業務面の計画を策定したり、事業を推進しながら、同時にメンバーの業務支援や目標管理などを通じて後進の育成に携わっています。
お客さまが抱えているテーマや課題にしっかりと向き合うためには、まず自分自身と、自分の組織とも向き合わなければなりません。解決したい、支援したいと思っても、自分が同じ課題と向き合った経験がないと、お客さまに提供する価値を高められないからです。人から聞いたり教えてもらったりしたことを真似することはできます。でも、それでは真の解決には近づきません。私も、ビジネスユニットを任せてもらうことで、自らコミットして、果たしていく経験を積み重ねることができました。その経験があってはじめて、相手の心に届くものが語れるのだと思います。
自分らしさや強みを生かせる組織づくりを進め、いきいきと働く人を増やしていくことです。人と組織に携わる当社のドメインは、とても広がりのあるテーマ。さまざまなことにチャレンジし実体験を重ねる中で、「どうしても譲れないもの」が出てきたり、「こうしたい。こうなりたい」ということが少しずつ明らかになってきます。メンバーには、自分の強みや意思と会社をしっかりとリンクさせ、融合させながら、自分自身の人生における価値を見出してもらいたい。そして、一人ひとりの強みが生かせる組織づくりを、社会に広げていきたいですね。
ロジックの強い会社です。しかし、それは決して冷たい論理ではなく、温かいものが通っています。私の身内に不幸があったとき、社員を代表して役員全員が駆けつけてくれました。すごく安心したのを覚えています。また、メンバーは私の不在時に仕事をしっかりと支えてくれました。自分ごとのように親身になって痛みを分かち合おうとしてくれる仲間がいる。それが、イー・ファルコンです。お客さまに対しても、真摯に向き合い、「何とかしたい」と心から思っているからこそ、論理的に正しいだけでない、温かさのある支援ができるのだと思います。
世代継承をするために5年計画で次世代のリーダーを育てるプロジェクトを担当。その中に、「職場の問題を持ち寄って、自分たちで考えてもらう」というものがあります。その取り組みが、部署全体を巻き込んだ動きになり、会社全体が変わる大きなダイナミズムになっていくのを目の当たりにしています。何かを一方的に教えるだけでは、人や組織は変わりません。自らが直面する現実に向き合って、気づきを得ない限り、変化は起こりません。課題に対して相互に発言することで気づき、「実際に職場でやってみよう」と思える、そんな仕掛けづくりができたことと、会社の未来づくりに貢献できていると実感を得られたことが、うれしかったですね。