お客様とプロの声

JINSらしさが採用勝利のカギ!~学生の心を掴むひみつとは!?

2016/08/18

  • 語り手 株式会社ジェイアイエヌ
    人事戦略室新卒採用担当 
    飯塚 翼氏
  • 聞き手 株式会社イー・ファルコン
    取締役 菅原 勝寿

※登場する方の所属企業、役職等は当時のものとなります。

ファッション、機能性とメガネを進化し続けてきたJINSの事業展開

菅原:まず、貴社事業についてご紹介ください。

飯塚氏:アイウエアブランド「JINS」を展開している弊社は、“Magnify Life(マグニファイ・ライフ)”というビジョンを掲げ、より多くの人々の人生をより豊かにしていきたいと考えています。メガネを通して、“Magnify Life(マグニファイ・ライフ)”をお客様に届けるために、メガネ業界では初のSPA方式を取り入れました。

レンズの追加料金ゼロの明瞭な料金体系をはじめ、スマホ・PC用メガネ「JINS PC(現JINS SCREEN)」のように視力矯正を必要としない人にもメガネを届けるなど、「新しい価値」を提供してきました。メガネを通して、多くの人々を笑顔にしたいというのが私たちの思いです。

メガネの可能性を広げるという意味では、”軽量フレーム”という新たな概念を提案し、2009年の発売以来累計販売本数1400万本を突破した、弊社の大人気商品「Airframe」が挙げられます。また、今、力を入れているのは、昨年11月に発売した「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」という商品です。メガネの眉間と鼻パッドの部分に3点式眼電位センサー(特許取得済)が内蔵されていて、視線移動や瞬きから、かけている人のココロとカラダの状態を知ることができるアイウエアです。スマートフォンの専用アプリと連動することによって、例えば運転中の眠気をアラートしてくれたり、ランニング中フォームを可視化し体のブレから筋肉を効率よく鍛えるためのトレーニングが提案されたりします。さらに今後は先進医療の分野も視野に入れており、本人が自覚していない体の情報を知ることができるので、例えば認知症の予見などにも繋げていきたいと考えています。従来のメガネ業界の枠を超えて今後もイノベーションを起こしていける企業でありたいと思っています。

毎年変化する人材要件「JINSらしさ」をどう定義し、いかに見極めるか

菅原:貴社が以前に抱えていらした課題として、欲しい人材像の《JINSらしさ》の継承と、どんどん変化する事業にどう対応していくかが、ポイントでした。

飯塚氏:新しいことにどんどんチャレンジしていく企業なので、その変化を楽しんでくれるような人材を求めています。新卒採用では入社後の早期の段階で、現場で最も大事な店長を任せられるモチベーションがあることが重要になっています。この2点をベースに、その時々の時代背景や採用結果の振り返り結果を元にチューニングを行い、よりJINSらしい人を採用しようと考えています。もちろん採用時には分からない部分もあるので、採用後活躍している人の特徴を追いながら、何度も細かく社内、外部パートナーであるイー・ファルコンさんとキャッチボールをすることによって年々精度があがっていると思います。

現在、まさに採用活動中ですが、弊社が求める要素を持っている人を多く集めるためにはどうしたらいいか、そういう人たちが内定辞退をせずに入社を決めてくれるにはどうしたらいいかを常に考えています。JINSで将来活躍してくれると思える人は、多くの他の企業にとっても人気があります。その中でもJINSで働くことの意義をどう伝えるかに苦慮することもあります。近年、学生1人が複数社の内定を持っているのは当たり前で、特に今年はここ数年の中でも一番の売り手市場です。その人に合わせた言葉がけが欠かせなくなっている中で、その人がどういう人でどういう特徴があるという情報を事前に持っていると、コミュニケーションも取りやすくなります。

菅原:貴社とキャッチボールしていく中で興味深かったのは、人材要件を定めるときに定量分析と定性的なプロファイリングの2つをハイブリッドで用いるやり方です。

飯塚氏:イー・ファルコンさんに分析していただいている毎年の採用振り返り(=定量分析)がベースになりますが、今一番「JINSらしい人材」といえる典型例は誰だということ(=定性分析)も次年度採用の人材要件を考える上で大事にしています。

私たちも新卒で入社し、現場を体験してきているので、店舗にこういう人がいたら即戦力になるということはチーム内でディスカッションすると、おおよそ分かります。また、内定者向けの研修での実感値や初期配属後の現場の評判もヒアリングしながら、「JINSらしさ」を捻出しているという感じでしょうか。現場でキャリアを積んだ後に、今は本部でバリバリ活躍している人もいます。

菅原:人事の皆さんは、とてもさわやかな方々ですね。これまで協議してきた「JINSらしさ」を採用担当の方が自ら体現しているように思えます。

飯塚氏:もともと持っている資質に加えて、社内の教育制度も充実しているので、一つのマインドになっているのだと思います。

「JINSらしさ」のキーワードとしてまず大切なのは《誠実性》。これがお客様との信頼関係や周りの仲間との仕事を進めていく上でも必要不可欠と考えています。さらに、活躍している人の共通項としては、《気持ちを切り替える力》《関わりを広げる力》ですね。現状に満足しないで前に進んでいこうとポジティブに考えられること、自分一人では限界があるものなので、周りをどう巻き込みながらいかに成果を上げていこうかと考えられるかが大切です。 2017年新卒採用においてもこういう人を集めていきたいと考えています。

内定辞退の防止策としてキャラクター診断を活用

菅原:よりJINSらしい人を適性検査で見ていくのとは別に、人材の多様性を確保しようというのは今のムーブメントですが、その辺はどうでしょうか。貴社の場合は、多様性の定義としている人材のタイプを動物に例えている点もユニークですね。

飯塚氏:入社後のスタートは店舗で、店舗スタッフは10人位のチームになります。その人のタイプによって活躍できるフィールドは違うかもしれませんが、誰もが活躍できる場所が店舗だと考えています。
ライオンタイプは自ら店舗スタッフを牽引していく人材で、キツネタイプは店長を堅実に支えていく人材、そして、オオカミタイプは独自の視点で新しい提案ができる人材というように、それぞれの個性を活かせるわけです。
お互いに支え合い巻き込みながら、自分の足りないところを補い合いながら仕事を進めていく。いろいろなタイプの人がいるからこそチームの活性化につながる。だからこそ多様性を求めるという考え方です。

菅原:内定辞退防止策、内定後の研修への誘導策として、学生にフィードバックする「JINSキャラクター診断」を開発させていただきましたが、そこに書かれた貴社オリジナルのコメントの文章がとてもいいですね。

飯塚氏:学生のパーソナリティを分析して、動物キャラクターにタイプ分けさせていただいた「JINSキャラクター診断」は、8月の内定者研修で使います。あなたはこういう良さを持っている、その良さは会社のこういう面で貢献できるかもとコメントすることが、新卒者にとって入社後の不安を払拭したいと考えています。未来に希望が持てるようにという意味合いで、様々な個性に光を当て、8つの動物キャラクターにしました。

菅原:導入前後での効果や評判はいかがでしょうか。

飯塚氏:数値面での検証はお伝え致しかねますが、8月の研修以降の辞退はほとんどないという結果になりました。

昨年のケースでは、10人から20人規模の座談会スタイルで地域ごとに先輩社員とコミュニケーションを取れる場を設けてきました。応募人数、採用人数が多いので、個人とじっくり面談できるのはなかなか難しく、自分はこの会社にどう貢献できるか、自分自身のロイヤリティはどこにあるかといったところまではなかなかカバーしきれていなかったのが実状でした。これまでは会社からの一方的なインプットが多かったことが課題だと認識しています。

そう思っていたところに、本人と会社を結びつけるフォローアクションとして、「JINSキャラクター診断」のフィードバックを打ち手として採択いたしました。性格診断のフィードバックを通じて、本人も期待されているところが分かって、モチベーションアップにつながっているようです。学生にアンケートで反応を聞くと、自分がどういう人間か知ることができ、この会社で何ができるか分かって良かったという声が多かったですね。内定辞退の防止策の目玉としてこれを導入させていただいたと思っています。

菅原:JINSらしい人を集めていく時の工夫は何かあるのでしょうか。

飯塚氏:母集団形成でいうと、メインは3月に全国各地で開かれる合同企業説明会です。 弊社をおもしろそうと思っていただく一つのフックとして、1か月で30箇所、昨年だけでも400回は自社説明会行い、とにかく多くの学生と話しています。当然ナビも活用していますが、それよりも自分たちの機動力で学生に直接会うことを大事にしています。説明資料もすべて自社で作成し、会場にはJINSの世界感が伝わるような装飾を行い、JINSに興味を持っていただけるように私たちの思いを伝えさせていただいています。もちろん求める人物像にも触れます。合同企業説明会で映画の予告編を話しておいて、詳しい本編は本社に来てくださいという感じでしょうか。

JINSのスピードに対応してくれるビジネスパートナーと共に

菅原:こうした取り組みの中で、イー・ファルコンを選ばれた理由についてお聞かせいただけますでしょうか。

飯塚氏:仲間をたくさん集める採用活動をやってきたわけですが、年々、内定辞退者の問題が出てきています。多くの人を採用するけれど、個人をきちんと追って行かなければならないというニーズが高まっているのです。イー・ファルコンさんと取り組ませていただき、その分析ツールやキャラクター性格診断を活用することによって個人の把握ができる。誰に照準を合わせて会っていけばいいかというのは既に分かっているので、戦略的にフォロー施策を行うということに非常に活用させていただいています。年々ブラッシュアップしたいという時に、いつも迅速に対応してくださるので助かっています。
昨年も当社専用にスマートフォンで受検できるシステムも用意いただいたことも、弊社にとっては大きな転機でした。

私どもは非常にスピードの速い会社で、周りの企業さまにもスピード感を求めてしまうところがありますが、そこを柔軟にご対応していただいているので、とても信頼できるビジネスパートナーです。 ちなみに、以前は適性検査をお願いする企業を毎年変えていましたが、継続して使うようになったのはイー・ファルコンさんが初めてです。

菅原:ありがとうございます。逆にさらなる期待とかご要望という点ではいかがでしょうか。

飯塚氏:今後も採用市場においては、内定辞退者防止フォローの重要性はさらに高まると思うので、いろいろな情報をいただきながら、お互いに意見を出し合いながら取り組んでいければと思っています。

菅原:私どもも変化に対応できるようにさらに努力したいと思いますので、今後も引き続きよろしくお願いいたします。
本日はお時間をいただき、ありがとうございました。

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