① 内定辞退が頻発する深刻な状況
同社は2011年度の内定承諾率が30%台と苦戦していました。
当初の採用計画では4月下旬に終わるはずが、同時期でも30名採用予定で10名しか決まっていないという深刻な事態でした。
② 面接官の採用基準がバラバラ
当時、面接官が学生を見ていた視点は人によって異なっていました。
例えば、真面目である、見た目が好印象等の分かりやすい評価もあれば、ダイナミックなどといったよく分からない評価もありました。かつ部長が採用したいと考えている人材要件である「社会人基礎力」とも一致していない点がありました。
③ 採用基準をみれない適性検査
また、イー・ファルコンの適性検査eF-1Gの導入以前に利用していた当時の2つの適性検査では、何れも「社会人基礎力」を確かめることはできておりませんでした。